クリニックや病院の経営、組織づくりに関わらず、人の成功話はよく耳にしますが、実際は理想通りに進むことばかりではありません。失敗を全くしないことはなく、失敗から学んだことが成長につながることもあります。
先日iCPカフェ(オンラインコミュニティ)で開催された<失敗共有会>では、参加者が自らの失敗体験を共有し、他のメンバーと共に貴重な気づきを得る場となりました。この記事では、失敗を共有することの重要性や、それが個人や組織にどのような影響を与えるのかについて考えてみます。

成功だけでは見えない学び

日々のクリニック業務で、スタッフがイキイキと働き、さらにクリニックのコアバリューに向けて、自主的に取り組んでいる姿を見ている。しかし、クリニックのために頑張りすぎた結果、ストレスが溜まり、モチベーションが低くなってしまったスタッフがいた。大きな目標からまずは小さな目標設定をして一つずつやっていくことは、楽しみながら無理なくできると感じた。

また、新患を増やそうと焦りが出てしまい、その焦りが患者さんに伝わったと感じたことがあった。焦らず構えることにしたら、自然と患者さんが増えてきた。

これは、iCPカフェで実際に共有されたエピソードの一例です。この参加者の体験は、組織全体にとって改善のチャンスとなり、結果的により良いチームを作り上げるきっかけになりました。

吐き出せる場としての価値

iCPカフェは、失敗を素直に、そして建設的に吐き出せるコミュニティです。特に医療業界では、失敗はタブー視されがちですが、iCPでは「恥を恐れない」文化が根付いています。

「皆さんからのフィードバックが、自分が抱えていた問題を違う視点から捉えるきっかけになりました。」
「どこからが失敗か、失敗の定義は人それぞれ。」

このような参加者の声もあり、失敗を共有することで自己認識が深まり、他のメンバーからの共感やフィードバックがさらなる学びをもたらしてくれます。成功に至るまでのプロセスで経験する失敗は、表には出にくく、話すことに勇気がいるかもしれません。このコミュニティではそれを共有することで互いに共感し、新たな価値を見出すことができます。

失敗を共有する文化が組織に与える影響

失敗を共有することは個人だけでなく、組織にどのような影響を与えるのでしょうか。 まず、オープンなコミュニケーションが促進され、心理的安全性が高まります。他者の失敗経験の共有から、自分ごととして考える力がつき、問題解決力も高まります。結果としてパフォーマンスの向上、組織の成長につながります。

また、失敗を共有することで、組織内での信頼関係も深まります。互いの弱みや失敗談を知ることで、チームワークの結束力が強まり、新しい視点が得られることもあります。このように、失敗を共有する文化、「恥を恐れない文化」は、持続的な組織の成長にとって欠かせない要素です。

iCPカフェに参加しませんか?

iCPカフェは、医師や看護師、クリニックスタッフだけでなく、様々な業界からの参加者が集まり、多様な価値観のもとに意見交換をしています。
今まで病院やクリニックで当たり前と思っていたことが、実はそうでないことに気づくきっかけになるかもしれません。人は自分のかっこいいところを見せたい気持ちがどうしても働くと思いますが、この失敗や恥を恐れない文化が組織に根付くことで、よりオープンなコミュニケーションが生まれ、エンゲージメントも向上します。iCPカフェで新しい価値観を体験してみませんか?明るい未来の一歩を踏み出すために、ぜひご参加ください!